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皆様、あけましておめでとうございます。晴れやかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中のご厚情に深く御礼申し上げますとともに、本年も変わらぬご厚誼の程、お願い申し上げます。

昨年を振り返りますと、例年以上に大きな話題の多い年だったと思います。平昌オリンピック・パラリンピックでのメダルラッシュ、サッカーワールドカップ、ロシア大会でベスト16進出、大阪なおみ選手の全米オープン制覇、大谷翔平選手の二刀流等々、スポーツ好きの私としては非常に嬉しい年でした。一方、世相を表す字が「災」だったように、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、大阪府北部地震、度重なる台風の襲来等、大きな自然災害が非常に多い年でもありました。政治や経済、国際情勢においても、米朝首脳会談、森加計問題に関する国会紛糾、カルロス・ゴーン氏逮捕、米中貿易戦争、HUAWEI社排除、株価の乱高下等、日本や国際社会に大きな影響を与える出来事がありました。

一方、地元の状況に目を転じると、神奈川県内特に横浜市内の建設業界は活況を呈しており、弊社からも大型新築現場のクレーンがいくつも見られるように、かつて経験したことのない非常に多忙な日々が続いています。このような状況下、一昨年発売した業界最高峰の安全性を有する「JIS A 4722」対応新型エンジンNATRUS(NABCO×TRUST=NATRUS)は大変好評をいただいています。超高齢社会において、より一層の安全性が求められており、NATRUSは、1.業界最高の安全性へフルモデルチェンジし、2.お客様のご利用に合わせたきめ細かな設定を実現、さらに3.ロングライフ設計で低ランニングコストを実現しました。弊社は、今後もNATRUSを軸に「快適で安全で便利な街づくり」に貢献すべく、全社員全力で取り組む所存です。

さて、個人的には9月に開幕するラグビーワールドカップ2019日本大会が非常に楽しみですが、今年はどんな年になるのでしょう。亥年(己亥、つちのとい、きがい)の、己の字は三本の平行線を形取ったもので、「植物が充分生長し形が整然としている状態」 を表すそうです。また、亥は「とざす」の意味で「草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態」 とされています。亥は十二支の中では一番後ですが、十二支は循環します。この「草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態」つまり「種子」は、いずれ果実となります。従って「種子が生まれた状態になる」次の干支「子」に向け、しっかりエネルギーやパワーを蓄えている年、つまり亥年は次のステージに向けた大切な準備期間と言えるそうです。弊社においてはおかげ様で売上高50億円が見込まれ、70億円、100億円という次のステージへ向けて備える年と言えるかもしれません。何れにしても今年も前向きに、意欲的に、積極果敢に社業を営んで行きたいと考えています。

結びに、皆様方のご健勝と、社業の発展をお祈りするとともに、どうか本年もご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



2019年 元旦

代表取締役社長 原信治